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東京国立博物館


長野から鹿児島ー東京ー熊本ー東京と撮影して、8日振りに家に帰ったら届いてました。 食関係以外のこういう本を担当することはあまりなく、まさにトーハクビギナーとして臨みました。 修復室でブルッときてしまい思わず「この部屋は宇宙ですね」と発してしまった私に、「ものに関われば関わるほど人が面白い世界です。研究をし理論を重視する現場ではあるものの、ものや人の営みは理屈では語れない世界で。それが抜けてしまっては博物館はおもしろくなくなってしまいます。」と教えてくださいました。収蔵庫で長く眠っているモノを目覚めさせるその時、いにしえの人の営みと修復家の想像力が繋がる素晴らしさ、そしてその想像力を支える分厚い研究理論と技術にジンときました。 東京に住んでる間にもっと上野の森に通えば良かったなぁと今更ながら思っています。

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