
- 2020年3月6日
外角低めのストレート
昨年秋頃の話になりますが、長野県の観光地としてにぎわう善光寺門前に、およそ100年前に建てられた老舗足袋屋をリノベーションしたレストラン「HAKKO MONZEN ~Craft Food Parlor~」がオープンしました。 同県山ノ内町・湯田中温泉で2016年のオープン以来、信州の発酵食品を使ったメニューで人気を博してきたお店「HAKKO」の2号店です。 オーナーさんとはオープンの3日前に共通の友人を介して偶然出会い、その時はお互いに簡単なご挨拶を交わした程度でしたが、しばらくしてから幸運にも改めてじっくりお話しする機会をいただきました。オーナーさんが駆け抜けてきたこれまでとHAKKOのこれからを整理する意味も含めて、ブランドを体現するキービジュアル撮影にトライしてみようということになったのです。 さて発酵食はどうしても見た目が地味。フードフォトのキービジュアルとしては難題の部類に入ります。何度もアイデア出しを重ねて撮りおろしたのが上の写真です。 今回のケースはアートディレクターやデザイナーさんが間に入っておらず、そうした役割もおった苦労のあ